2010年7月15日木曜日

真夜中

前回から大分時間があいてしまいました。今日また例の相手を見て、どうしてもぐるぐる以前の事ばかり考えてしまうようになってしまいました。

今日は、前回の続きを。

あの時はもう夜中、確か1時か、2時を回っていたかもしれません。

でもその場で、彼の携帯で彼女に電話をかけました。彼の目の前で。

勤務じゃないのはわかってます。だって彼が一緒に飲んだあとだから。

何コール目かに出た相手に「都だけど」というと、相手はしばらく黙りました。

彼の携帯からかけたので、彼からだと思っていたのでしょう。彼女は私の事も知ってるし、私が彼の恋人だということも知っています。

「いつからうちのとやってるの?」

『え? やってないですよ・・・私彼氏いますよ?』

「知ってる。で、いつから?」

『え~・・・何もしてないですよ・・・』

段々、気持ち悪くなるぐらいに腹が立ってきました。

「ふぅん。そう。代わる」

そう言って、目の前にいた彼に携帯を返しました。

携帯を持って、何を話せば良いのか窺うように一度私を見て、彼は携帯を耳にあてました。

「もしもし。・・・はい。・・・いえ、あの。大丈夫です。切ります」

なんで敬語を使ってるんだか。

そのまま携帯切って。

その後はしばらく、無言。

帰れと言うのは簡単だったけれど、そしたらきっとそのまま彼女のところに行くだろう。

そう思ったら本当に泣けてきた。

そう思ってしまう自分に。

駄目だ、もう信じられなくなった。きっと一生信じられないだろう。もう全て、疑ってしまうだろう。

こんなに簡単に、信頼ってなくなるんだ。

びっくりするぐらい簡単。あれだけ、3年間、彼が欝のときも一緒に過ごして、彼がどれだけ自分の事を大切に思ってくれてるかなんて、確かめなくてもそこにあるものだと思ってた。私が調子に乗りすぎたのかな? 彼を安心させすぎたのかな?

ああなんて簡単に崩れちゃうんだろう。どんなに好きだと、どんなに大切だと言われても、もうきっと一生このひとの言葉、疑ってしまうんだろう。だってそういいながら、そういう態度を取りながら、こんなことができてしまうひとなんだから。

泣き出した私に、彼が謝罪の言葉を繰り返す。

夜中の3時くらいに、もう寝ようと、私が言い出した。彼には隣の部屋で寝てもらって。

30分くらいしたら、彼の寝息が聞こえてきた。

寝られるんだ。凄いな。

翌日はお互い日勤。私は朝までそのまま起きてました。眠りたくても眠れなくて、泣きたくもないのにぼろぼろ出てくる涙が悔しくて。

翌朝、起きた彼に、眠れたんだねと言うと「だって日勤なんだし・・・」と。そうですね。そりゃ寝ないとね。なんだかほんと、乾いた笑いになってしまう。

そのまま無言で準備して私の車で病院に。

車を運転してたら、何も考えないようにしてたのに急に涙が。

彼が隣で、またごめんと頭を撫でる。大丈夫と私が繰り返す。

彼を下ろして。

泣いてたらいけない。これから仕事なのに。

その日は放射線科の介助で、検査用の服に着替えている間にもやっぱり泣けてきて。

マスクをする仕事でよかった。

会った人に目が赤いと言われ、コンタクトがずれちゃってと笑って生食借りて一度コンタクトをやり直して。

仕事をしていれば、仕事の事だけ考えていれば良い。

でも今日の仕事が終わったら?

私達はどうするんだろう。


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